写真が上手になりたい
そんな願いを叶えることができます
①何を撮りたいか決めましょう。
基礎講座d( ̄  ̄)



Basic course
被写体によるカテゴリーの分類ですが、風景・スナップ・ポートレートなど撮るものによって写真機材が変わリます。風景だと、安定して撮影する場所があれば三脚を使います。逆にスナップや外でのポートレートは三脚は使いませんね。置きピンや望遠固定での野生動物は別にして、三脚は邪魔な事が多い。



鳥などの動物や飛行機や列車のような早いもので、軽くて動きやすい軽いカメラレンズを考慮する必要があるようです。
白樺の朝靄を撮りに朝早くから三脚を据えて、重い一眼レフをセットして待っていたら、綺麗なカワセミが枝に止まりました。
欲が出て、セットしたカメラに望遠レンズを付け変えて、なんてやっているうちに飛んでいった、そうこうしているうちに、白樺のシャッターチャンスも逃したなんて事は多々あるものです。
これではいくら高価なカメラでも意味がありません。「猫になんとか」「二兎追うものは」になってしまいます。



また、※星はISO感度1600、F値2.8で10秒程度なら三脚のみで撮れますが、点景でくっきり天の川を長時間露光で撮りたいなら、赤道儀がいります。
※某有名写真家引用



接写もマクロレンズがいる場合が多く、物撮りも同様で、更にライティングが必要になってきます。まだまだある被写体によるカテゴリーの分類ですが、撮るものによってカメラやレンズ、機材選びが大切になります。プロではないので、大袈裟なものは必要ありませんが、それでもある程度は考えたほうがいいようです。
カメラ、レンズ、バッグ、三脚、レリーズ、フィルターP L・ND、ストロボ・スレーブetc・・
どこまで沼にハマるのか(^^;)
Technology
②設備が理解できたら技術です
- カメラの基本操作を学ぶ:
カメラの機能や設定について学ぶことは、写真を上手に撮るための基本です。シャッタースピード、絞り、ISO感度などの設定について理解し、カメラの使い方をマスターしましょう。 - 光の使い方:
光は写真にとって非常に重要です。自然光や人工光を活用して、被写体に美しい明暗や陰影を与えることができます。また、光の角度や方向を変えることで、写真の雰囲気や印象を変えることもできます。 - 構図を考える:
写真の構図は重要な要素です。被写体を中心に配置するだけでなく、規則のある構図や対称性を意識することで、写真にバランスと美しさをもたらすことができます。また、被写体の周りに余白を作ることで、写真全体の調和を図ることもできます。 - フォーカスと深度の利用:
フォーカスを使って被写体を際立たせることができます。被写体をシャープに写す一方で、背景をぼかすことで、被写体を引き立たせることができます。これにより、写真に立体感や奥行きを与えることができます。 - 時間をかけて撮影する:
タイミングや瞬間を逃さずに撮影することも重要です。被写体の動きや表情、環境の変化に敏感になり、独特な瞬間を捉えることができます。また、被写体とのコミュニケーションや関係性を築くことで、より自然な表情やポーズを引き出すこともできます。 - 写真の編集を学ぶ:
写真を撮った後の編集も重要な工程です。撮って出しのルールも大事な事です。確かにそうしたしばりで上達する場合もあります。ただカメラの中で色補正したり、ホワイトバランスも、レタッチと同じで、帰ってから現像するか、カメラ内で調整するかの違いぐらいで、個人の考えで決めれば良いと言われています。
写真現像ソフトウェアは、無料ならニコンのNX Studio(管理ソフト)、NX-D(レタッチ)。有料ならライトルームやフォトショップを使って、明るさやコントラスト、色調などを調整し、写真の印象をより鮮明にしたり、撮影当時の感動に近づけてからNEFからJPEGに変える現象をします。
最近では ノイズリダクションに特化したAIソフトや(Topaz DeNoise AI 、ON1 NONOISE AI、AVCLabs PhotoPro AI)
エディター・レタッチに特化したAIソフト( Fotor、Skylum、Photoleap、Topaz Photo AI 、Movavi Photo Editor、Pixlr X、)
などAI化がかなり進んでいます。
ただやりすぎると、不自然さが仇となるので気をつけましょう。 - プリントにおけるカラーマネージメント:
レタッチして印刷すると、暗かったり・色が違ったり、イメージと微妙に違う写真を印刷した事がないですか。
それはPCのモニターのキャリブレーションができていないからです。部屋の明るさやPCの照度、RGB設定を再現するのがプリンターです。そこがちゃんとできていないと、あれ?データと違うという事になります。
もちろん、暗い部屋で調整した場合、レタッチは同じ暗さの部屋で行います。
(下記は移動の多いノートPCのキャリブレーション例)
大体はディスクトップでキャリブレーションを自動で行うモニターもあります
このカラーキャリブレーションでプリントはいい感じになります。
それとプロはモニターの他にプリンタープロファイルを気にします。
パソコンのモニターとプリンターの色再現が同じかどうかを確認しています。
手動で、明るさから3日も4日もかけて、色相・彩度まで自分でできる方もいますが、
基本的に機械(30分)の方が早いと思いますし、モニターは定期的にするので手動は苦痛ですよね - 写真用紙 は表現としては大切なアイテムです。サイズはL版、2L版、A4〜A1サイズ、4つ切り、六つ切り全紙など、種類だとクリスピア、ピクトリコ、ハーネミューレ、イルフォート、シール、バライタ、和紙、
質感は光沢、半光沢、マットetc大変な種類があります
これらのポイントを意識しながら練習を重ねることで、写真の技術を向上させることができます。
また、他の写真家やアーティストの作品を参考にすることもおすすめです。
こうした基本やテクニックはニコンカレッジで教えています。
you tubeで独学でもいけますが、大事なのは、独自の写真スタイルや視点を見つけるために、
幅広い写真のジャンルやスタイルに触れてみて感じる事です。
写真展や写真クラブでの活動も面白いと思います。
そして最も重要なことは、楽しみながら継続的に写真を撮ることです。
ニッコールクラブ
ニッコールクラブは、ニコンのカメラおよびニッコールレンズをご愛用の方なら、どなたでもご入会いただけます。
初心者はもちろん、長く親しんでいる方にもより楽しんでいただくためのイベントの開催や、さまざまな情報をお届けいたします。
ニコンではスクール「ニコンカレッジ」を用意しています。自分の表現したい作風をプロの先生に教えてもらいましょう。
お待ちしております